宇部市恩田 N様

住宅
  • 宇部市恩田 N様
  • 2017年2月完成
恩田・中村邸

--とても開放感があって明るい家ですね。入居されたのはいつ頃ですか。

入居したのは2017年2月で住み始めて2年半になります。私と妻、9歳の息子と4歳と1歳の娘2人の5人家族で、にぎやかに暮らしています。1階にリビングとダイニング、2階に子ども部屋や和室、寝室など4部屋を設けました。

--どのようなきっかけで家を建てたのですか。

元々長門市に住んでいて、私の転職を機に妻の地元の宇部市へ引っ越してきました。最初はアパートを探していたのですが、妻の母が「恩田に土地が売りに出ているよ」と教えてくれたのが、話の始まりです。

いずれは戸建ての家がほしいと思っていて、長門市にいるときから土地や家に興味があって見ていたので、気軽な気持ちで土地を見に行きました。すると、すぐに私も妻もこの場所が気に入ったのです。まさに運命の出会いでした(笑)。

看板にニシジュウさんの連絡先があったので、「買い手が付く前に早く連絡したい!」とその場ですぐに電話しました。2015年8月に土地を決めて、2016年9月に着工でした。

--運命的な出会いですね。この場所のどんなところが気に入ったのですか?

一番は、周辺環境がとても良いところです。家が建つまではアパートを借りて住んでいたのですが、子どもの転校がないことや小学校・中学校からも近く、また進学しても周辺のどの高校にも通いやすい立地なのは魅力的でした。スーパーや公園も近くて、生活にとても便利です。

それと、この場所は団地の区画の中でも奥の方なので、隣の家との間隔があって子どもの安全にも心配がいらず、車の音や人目が気にならないことも決め手でした。

恩田・中村邸--家のテーマを教えてください。

「便利さ」と「明るく広々としている家」です。子どもがまだ小さいので、これからの成長にもしっかりと対応できるように、将来的なことも考えてアイデアを詰め込みました。そして、動線を考えてストレスなく暮らせることにも重点を置きました。

--こだわりを教えてください。

これまでアパートが狭かったことや子どもが3人いることから、リビングの広さにはこだわりました。キッチンとリビング・ダイニングで24畳くらいあります。それから、日当たりが良いこと。南向きの窓を大きく取りました。

--キッチン回りにたくさん工夫がありますね。

はい。キッチンカウンターの後ろにパントリーを作り、冷蔵庫や食器棚などの収納空間と別にしました。扉で仕切るととても部屋がスッキリします。そして、キッチンカウンターにはリビング・ダイニングからの目隠しとしてロールカーテンを設置しました。キッチンに物があっても急な来客にも対応できるので、とても便利です。それと、床暖房にしたのは本当に正解でした。冬がとても快適です。

--勝手口を2つ作られたそうですね。

そうなんです。「え?」と思われるかもしれませんが(笑)、キッチン横のパントリーと、風呂の横の洗面・脱衣所に勝手口を付けました。キッチンの横のパントリーの勝手口は、駐車場の横なので玄関よりも出やすく、日常的に家族が出入りする扉になっています。洗面・脱衣所の勝手口は、洗濯物を干す動線の確保です。重い洗濯物も扉を開けるとすぐに干せるので、とても良いです。子どもが汚れて帰ってきたときも、すぐにお風呂に直行できます。

--収納もたくさんありますすね。

収納にもこだわりました。玄関横にシューズクローゼット、階段下には掃除機やトイレットペーパーなどを入れる収納もあります。

--2階のこだわりポイントも教えてください。

2階には和室を設けました。やはり「日本人だから」という思いで1室ほしいと思っていました。今は来客用の寝室などとして使っていますが、将来的に子どもの部屋にもできるかなと思っています。

ベランダを広くしたのもポイントです。一般的にはベランダは1部屋分の横幅だったりしますが、2部屋分の横幅をベランダにしました。5人家族ですから、一度に布団が干せるようにしたかったのです。

2階にも洗面・トイレを設け、来客用や娘が大きくなった時に洗面所が渋滞しないようにと考えました。

恩田・中村邸--家が完成するまでに、思い出に残ったことはありますか。

「棟上げの時の餅まき」と「最後の瓦の設置」を家族でしたことです。「餅まき」はぜひしてみたいと思っていました。子どもや嫁の父と兄弟にも上に上がってもらい、アパートの近くで友達になった家族や団地内の方々にお声掛けし、たくさんお越しいただいて行いました。晴れの日で本当に楽しかったです。

「最後の瓦の設置」は、大工さんから「やってみる?」と粋な計らいをしていただきました。私と息子が屋根に上がって最後の瓦の設置をしたのです。「これから住む家が建つ、その工程を…」と思うと、息子に良い経験をさせてやれたことがうれしかったです。

そのほか地鎮祭も行ったのですが、建築が始まってからは毎日完成が楽しみでした。

--設計の段階では、担当の河野さんとたくさん打ち合わせをされたそうですね。

はい。まずは要望を全て伝え、そこから予算面や空間からできることとできないことを仕分けしましたが、焦っていなかったこともありとても時間を掛けました。1年くらいずっと打ち合わせをしていたような気がします。設計図も10回以上は書き直していただいたんじゃないかな。

色々なご提案もいただく中で、ニシジュウさんの住宅見学会にもたくさん出かけ、さらに新しい要望が生まれていました。一生に一度の買い物なので、妥協はしたくありませんでした。ですが、河野さんは嫌な顔を一つもせずに親身になって付き合っていただいて、本当に感謝しています。

--担当の河野さんの印象について教えてください。

打ち合わせ期間の1年間で随分とお会いしましたが、どのような要望を伝えても手間をおかけても、一度も嫌な顔をされなかったことが心に残っています。連絡のレスポンスも早かったですし、家が建つまでのことは全て手配してもらえました。

ニシジュウの家の見学も兼ねて、河野さんのご自宅にもお邪魔したこともあるんです。今ではもう何でも相談できる間柄です。

--ニシジュウの家に住んで、良い変化はありましたか。

立地環境も家の中もとにかく便利です。今では、時間をかけてよかったと思っています。それから、子どもを怒らなくなりました(笑)。子どもたちが好きに飛んだり跳ねたりしても気を使わないので、お互いにストレスが減って笑顔が増えました。家族がそれぞれ好きな空間で過ごしています。

--今、ニシジュウで家を建てようか悩んでいる人に、「先輩」としてメッセージをお願いします。

「おすすめです!」と伝えたいですね。すぐにでも河野さんを紹介したいです(笑)。家が建ったから終わりではなく、今も担当の方と交流があることも安心感につながっています。ニシジュウで建ててとても満足しています。我が家の家族も、家と一緒に歳を重ねていきたいです。


インタビューアー:札本咲子(山口宇部経済新聞/株式会社ネットウェイズ
2019年8月

 

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